スタイリング剤の選び方

福岡 博多 天神のサロンEME hair brandsです♪

ヘアスタイルを作ったり、キープする為につける”スタイリング剤”。

皆様もセルフで使ったり、美容師につけられたりと、普段から接する機会が多いと思います。使わないといまいちヘアスタイルが決まらない、大切な一手間です。

ですが実は多種多様なアイテムがあるスタイリング剤…選び方があるのはご存知でしたか?

理想のヘアスタイルの仕上がりに合わせては勿論ですが、実は他の点にも考慮する必要があるんです!

今まで何となく使っていたアイテムも、ちょっとテクスチャーを変えるとさらにキープ力が高まったり、理想のヘアスタイルに近づくこと間違いなし。

今回は読むだけで明日の自分がもっと美しくなる、スタイリング剤の種類別特徴を、ご紹介します。

スタイリング剤の選び方

まず注目したいポイントは、大まかに分けて3つです。

一つは髪質。突然ワックスやムースなどセット力があるものを塗布しても、くせ毛だと扱いづらい傾向にあります。まずはトリートメントを馴染ませ、ボリュームを抑える必要があるかもしれません。アイテムをW使いするなど、髪質を考慮することは理想のヘアスタイルにとって重要です。

二つ目は湿度or気温。例えば湿気が多くなってくる春~夏は、いつも使っているワックスだけだと、髪が湿気を吸ってキープ力が特段に下がる恐れがあります。

固めのテクスチャーを使う・スプレーで固めるなど、工夫が必要です。

三つめは勿論、髪型。ゆるふわの巻き髪スタイルを作りたいなら、柔らかいムースで巻き毛を崩さずキープ。しっとりストレートを作りたいなら、オイルでツヤと重みを出すなど。仕上がりを想像して、テクスチャーを選びましょう。

上記三点を念頭に置いたら、早速アイテムのご紹介です。

①ワックス

つまんで流れを作ったり、立たせたりして毛先の流れを固定するアイテムです。

基本どんなヘアスタイルでも柔軟に対応し、種類も質感によって様々。

整髪力や固定力の強いものから、弱いもの、ツヤを与えるもの、マットな仕上がるなど…テクスチャーはごく一般的には油性・クリーム状のものを指し、粘り気のあるロウ状ですが、スプレーやミルク状もあったり。

質感で言えば、一番よく見かけるのはマットタイプ。

ツヤが少なくドライ感があり固めに仕上がるので、毛先を立たせたい、しっかり動きをつけたいショート/ベリーショートの方におすすめのタイプです。

キープ力がかなり高めなので、髪質に癖がなくまっすぐで、すぐにスタイルが崩れてしまう方はマットタイプ一択でしょう。

エアリーだけれどキープ力がそこそこある、女性らしい雰囲気を醸し出したいならテクスチャー(ソフト)タイプ。

柔らかく手に馴染みやすいので、髪質を活かしたナチュラルなスタイルに仕上げることが得意です。くせ毛にコンプレックスが無く自然な毛束感を追求したり、ゆるいふわふわとしたカールを維持したかったり、毛先に空気感を含ませたいならこちらでしょう。

②ムース

噴射した際、整髪料が泡になって出てくるアイテムのことです。

キープ力は強いものから弱いもの(ハード~ソフト)まで存在し、最近だとリンス成分を配合してトリートメント効果を付与するものもあります。

主に人気なのはソフトタイプ。巻き髪のカールを固定するために使われ、しっとりとツヤ出しをしたい方におすすめ。

③ジェル

テクスチャーがワックスより柔らかいのに、仕上がりがぱきっと固まるアイテム。こちらも固まるのが早く、がっちりと仕上がるタイプと、比較的緩やかに仕上がるもののキープ力の高いタイプがあります。

前者はワックスを使う時よりも、デザインに細かく凝りたい時に使用され、主にベリーショートや男性のヘアスタイルで動きを出したい時におすすめです。

後者は絶対に崩したくないカールなどの毛先などにつけると、より動きが出て一日中長持ちします。

④グリース

ジェルとは違って固い仕上がりにならず、でもキープ力がかなり高いアイテム。

又マットな質感でなく、ウェットでツヤを湛えた仕上がりになります。

ウェットヘアが作りやすく、最近のトレンドだと女性向けかもしれません。扱いやすいのに他アイテムと違って自由度が高く、ちょっと失敗しても簡単にアレンジをリメイクできるのが嬉しい。

全体に使うとぺったりとした印象に仕上がってしまうので、あくまでツヤを強調したい一部分につけたり、他アイテムと混ぜて使うのがおすすめです。

⑤スプレー

単品で使うというより、今まで紹介したアイテムで髪をセットしてから、仕上げとして使われることの多いアイテム。

こちらもほどよく固めるソフトタイプ、強風などにも耐えぱきっと固まるハードタイプ、ツヤ出しタイプなどがあります。

デザインが細かなスタイルには一分の隙も見せないハード、柔らかな仕上がりを大事にしたいスタイルにはソフト、ストレートやダメージを見せたくない方にはツヤ出しタイプがおすすめです。

⑥トリートメント

アウトバストリートメントや、ヘアアイロン・ドライヤーの熱から髪を守るものと併用されやすいアイテム。オイル~クリーム状まであり、キープ力はほぼ無いに等しいものの、グリースと同じくウェットヘアを作るべく一部に塗布するのがトレンドです。

傷んだ毛先に軽く馴染ませることによって、広がりがちな髪をしっとり重めに仕上げ、上品な印象に仕上げることも。

勿論髪に栄養を与える成分が含まれているので、寝癖直し、ヒートプロテクト、簡単なヘアセット…と使い方を工夫すれば一度に三役こなしてくれるのが嬉しいですね。

ヘアアレンジを、もっと楽しく。

いかがでしたか?

今回ご紹介したものも含めて、まだまだ進化が止まらないスタイリング剤。

日々新しい物が発売され、美容師たちも独自のアレンジを見出すことに夢中です。

理想のヘアスタイルを追求すべく、是非スタイリング剤にも気を配ってみて下さい。

「自分に合うスタイリング剤がわからない…」そんな方は、お気軽にEMEスタッフまでご相談くださいね♪

シマズヨシノブ

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