痒み、もしかしてシラミのせい?
福岡 博多 天神のサロンEME hair brandsです♪
やけに頭が痒い……何なら家族まで!?そんな現象に悩まされている方、いらっしゃいませんか?
その我慢できない痒み、もしかしたら〈シラミ〉のせいかもしれません。
聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない方も多くなってきた現代。今回は、シラミとは何か、その見分け方、対策まで、しっかり網羅してご紹介します。
そもそもシラミとは?
人の頭髪について血液を吸う、害虫の一種です。
大きさは約1~2.7mmで見つけづらく、血を吸われると痒みや湿疹を引き起こす、厄介な存在。掻き傷によって細菌の二次感染の事例も報告されており、世界では発疹チフスなど重篤な病気を引き起こしています。
昔の日本では、強い殺虫剤を用いてシラミを駆除していましたが、毒性や土壌汚染の影響が危惧され、発売中止と相成ってしまいました。
又時が経つにつれ、シラミを知らない世代が増え始め、感染していることに気づかず、シラミによる害は拡大していると言われています。
シラミの見分け方
シラミが生息するのは主に、後頭部や耳の後ろの生え際になります。
成虫は髪の中で素早く動き回る為、細かい櫛で丁寧に梳いてみましょう。小さい何かが落ち、それがじたばたと動く素振りが見えれば、シラミです。
又、髪の根元近くに塊が付着しているのを見かけたら、それはシラミの卵かもしれません。
指で挟んで引っ張ってみましょう。
単なるフケだった場合、簡単にするすると動くはずです。
しかし、シラミの卵だった場合、髪の毛に張り付いてなかなか動きません。
加えて、つやつやとした乳白色で、1mm程度の大きさだった場合は、まず卵と考えて間違いないでしょう。
シラミの対策・感染予防
シラミの感染を確認した場合
シラミの感染を発見したら、治療をしつつ拡大を防ぐことを念頭に置きましょう。
一番の対策は、毎日洗髪することです。
普通のシャンプーで洗い流すだけで、幼虫や成虫は簡単に落ちます。卵だけは難しいですが、一週間くらいで孵化するので、根気よく丁寧な洗髪を心がけましょう。
家族がいる場合、シーツやタオルなどの頭に触れる物の共用は避けるのがベストです。
単身でも、一度使った枕カバーやタオルは、すぐに洗いましょう。
熱湯に浸したりアイロンをかけるのも、消毒になっておすすめです。
シラミの感染を防ぎたい場合
シラミの主な感染経路は、髪の毛の接触によるものです。その為、頭を寄せ合いやすい子供、尚且つ幼稚園や保育園、小学校低学年という集団で多く感染が見られます。子供と触れ合うことで大人に感染し、会社などに蔓延することもあります。
子供がいる家庭では、遊ぶことを咎めるのは出来ないので、こまめにお子さんの髪を大人がチェックしてあげましょう。時々はしっかり洗髪を手伝ってあげるのも、感染予防に役立ちます。
大人も体に触れるものは共用せず、レストランのメニューを覗き込むなど頭を寄せ合わないように気を付けましょう。
ちょっとした心がけで、怖くない。
いかがでしたか?
近代ではその恐怖が忘れられてきているシラミだからこそ、いざ感染した時のパニックは相当なものです。
是非、普段から対策をして、感染予防に努めてみて下さい。
セルフチェックが難しい場合は、ぜひお気軽にEMEスタッフまでご相談くださいね♪
シマズヨシノブ