紫外線の髪への影響と対策
福岡 博多 天神のサロンEME hair brandsです♪
いよいよ本格的に暑くなってきましたが、そうなると気になってくるのが紫外線ですよね。
肌だけじゃなく、髪につけるUVカットスプレー等もドラッグストアで売っているぐらいですから、何かしら影響はあるはず…ですがいまいち分からない方、いらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、紫外線が与える髪への影響と、その対策をご紹介します♪
紫外線が与える髪への影響
まず、髪の構成する成分は、下記のようになります。
ケラチンタンパク質:80~90%
水分:12~13%
メラニン色素:3%以下
その他(脂質・微量元素等):1.6~9%
これを念頭に、リスクを見ていきましょう。
①乾燥・パサつき
紫外線ダメージを受けると、髪の表面のたんぱく質が壊されてしまいます。
このたんぱく質が所謂キューティクルと呼ばれるもの。髪の内部のたんぱく質や、水分を保持する働きを持つ為、
壊されてしまうと成分が変成・流出してしまい、過度のパサつきや乾燥の原因になってしまうんです。
②ツヤが無くなる・手触りが悪くなる
メラニンは紫外線を吸収・影響を弱めて髪や頭皮を守ってくれる優れもの。
しかしキューティクルという表面部分にはメラニンが存在せず、紫外線の影響を極度に受けてしまいます。
遂にはキューティクルが剥がれ落ち、毛髪内部が空洞化してしまうことも。
すると髪が細く弱くなってしまい、手触りが悪くなってしまいます。
水分を保持する力も失うので、ツヤも無くなってしまう状態に。
③髪色が赤くなる
流石のメラニンも万能ではなく、あまりに強い紫外線を受けると分解されてしまいます。
そうなると髪の色が褪せて、赤茶けたようになってしまうんです。
特にヘアカラーをされている方は、このメラニン色素をわざわざ分解し、脱色したところに染料を入れ発色させています。
そもそもメラニンが少ない状態で紫外線を受けてしまうので、退色が酷くなってしまうんですね。
紫外線から髪を守るケア
UVスプレーを欠かさずつける
怖い紫外線から髪を守るには、冒頭でお話しした、髪にも使えるUVカットスプレーが一番有効です。
お出かけ前に髪から10~15㎝ほど離し、シューッとまんべんなく吹きかけましょう。
効果を最大限に発揮する為にも、持ち歩いて2~3時間おきにつけ直すのがベスト。
汗をかいたり、タオルで拭いたりした後も忘れずに!
トリートメントなどでアフターケアを万全に
これ以上キューティクルを傷つけることが無いように、低刺激性のシャンプーで丁寧に洗うのがおすすめ。
又トリートメント(アウトバス含む)はしっとりするタイプに切り替え、潤いを与えつつも撥水性が得られるようしっかり保護しましょう。
健康的な髪を生やす頭皮もダメージを受けている為、頭皮用の美容液を使うのも◎。
紫外線に負けない髪で、楽しい夏を!
ツヤが無くなったり乾燥してしまったり、挙句の果てにはヘアカラーまで落ちてしまう怖い紫外線。
でも髪に優しいケアをすれば全然怖くありません。
自分の髪の状態を把握して、適切なケアを見つけたい方は、ぜひお気軽にEMEスタッフまでご相談くださいね♪
シマズヨシノブ