髪の自然乾燥がなぜダメなのか
福岡 博多 天神のサロンEME hair brandsです♪
まだまだ蒸し暑い季節、お風呂上りはすぐクーラーが効いた部屋に行って、のんびり過ごすのが至福の時…なんて方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
でもちょっとストップ。まずは髪にドライヤーをかけるのが先決です。
「ただでさえ暑いのに、熱風なんか浴びたくない!」
気持ちはわかりますが、一時のドライヤーぐらい耐えなければ、もっと恐ろしい事態が引き起こされてしまうのです。
今回はそんな自然乾燥による脅威、且つ億劫なドライヤーを効率よくかけるポイントについて、お伝えします。
自然乾燥がダメな理由
水分が抜けてしまう
特に冷暖房の効いた部屋だと、室内の空気は乾燥しがちです。
しかもそこに濡れた髪となると、あっという間に水分が抜き取られていきます。
すると、パサつきやうねりが極端にひどくなる上に、翌日の寝癖がつきやすくなってしまいます。下手したらドライヤーをかけるよりも、朝のスタイリングに時間をかける羽目になるかもしれません。
又、同時に頭皮も異常乾燥が進むので、フケなど目に見えるダメージの原因に。
しかもそれらが毛穴に詰まると、健康的な毛髪が生えてこない可能性もあります。
雑菌が繁殖してしまう
頭皮が濡れたままでいるのは、即ち濡れ布巾を放置するのと同じこと。
瞬く間に雑菌が繁殖する温床となります。
そうなると頭皮に異常が起こり、ターンオーバーに不具合が生まれます。
古い角質がはがれず頭皮に残り、ニオイのもとになったり、赤みやニキビなどの頭皮トラブルがいつまでたっても治らなかったり…。
毛髪、ひいては毛根に影響して、白髪や抜け毛の原因にもなります。
主な理由はこの二つですが、どちらを想像してもおぞましい状態ですよね。
自然乾燥は百害あって一利なし。未だに「ドライヤーは熱風だから髪を傷める」と信じている方もいらっしゃいますが、コツを押さえればドライヤーの方が百倍安全・ズボラさんでも簡単なのです。
正しいドライヤーのかけ方
①まずは優しくタオルドライ
水分を多分に含んでいると、髪がやけどをしてしまう原因に。
タオルを両手に持ち、髪を挟むようにして水分をしっかりふき取りましょう。
一度に全てではなく、2、3回に分けて吸い取ること。
このひと手間で、ドライヤーの時間を大幅に短縮できます。
②10㎝の距離をキープし、頭皮から乾かす
ヒートプロテクトの効果も兼ねて、アウトバストリートメントやヘアオイルを塗布するのをおすすめします。
いよいよドライヤーの出番ですが、吹き出し口と髪の距離は10㎝以上取ることを心がけましょう。すると髪の表面温度が高温になりづらく、傷める心配がありません。
髪の根元に指を差し入れ、小刻みに動かしながら温風を送り込みます。
頭皮を含む内側から先に当てるのが、早く乾かすコツです。
③髪の表面は梳きながら乾かす
内側が十分乾いたら、表面を乾かします。
上から下に、軽く引っ張るように梳きながら、温風を当てていくのがポイント。
キューティクルの向きが整い、なめらかで優しい手触りの髪の毛に仕上がります。
④冷風で仕上げる
温風でしっかり乾かして、もうおしまい。
と、その前に。もうひと手間かけて、髪をダメージから守りましょう。
髪は乾ききった途端、急激に温度が上ります。すると言わずもがな、水分が抜け乾燥してしまうんです。
それを防ぐ為にも、仕上げに必ず冷風をかけてあげましょう。
内側に軽く風を送ったら、表面も風で撫でるようにかけます。ちなみに上から下へ手のひらを滑らせながらかけると、キューティクルが閉じて、ツヤをたたえた美しい髪になりますよ。
大切にすると、髪は応える。
いかがでしたか?
自然乾燥が髪に運んでくる恐怖は大きいです。
だからこそ、きちんとドライヤーをかけてあげましょう。
髪はより綺麗になり、あなたの期待以上に輝くこと間違いなしです。
一生ものの髪を、大切にしてあげて下さい。
もっと詳しく乾かし方を知りたい方は、ぜひお気軽にEMEスタッフまでご相談くださいね♪
シマズヨシノブ